はじめに
概要
この記事では、ステーキングで稼いだ報酬で複利運用する方法をお伝えしています。
長期投資の最大のメリットといえば複利運用ですね。
年利21%の月利は1.76%なので、1.76%×1.76%×1.76%×...のように、時間の経過とともに資産が増えていくのが長期運用の特徴です。
初心者の方は、ついつい単利で資産運用を計画してしまいがちですが、この記事を読んで複利を取り入れ、賢く資産運用を行っていきましょう。
それでは、仮想資産運用の始め方シリーズ 「複利運用の仕方」をみて、実際に資産運用で複利を効かせていきましょう。
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- 仮想通貨の運用の仕方がわからない方
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上記に当てはまる方は、このシリーズを読むことで以下の5つを確実に得られます。
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まだ、仮想通貨 Atomを購入していない方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
前回の記事
前回の記事では、ステーキング報酬の受け取り方・管理の仕方をお伝えしましたね。
資産運用で利益を出したら、次は受け取る方法を知らなければ資産運用が成立しません。
ステーキング報酬の受け取り方・管理の仕方を忘れてしまった方は、上記記事で復習をしておきましょう。
それでは、本編に入っていきます。
§1 なぜ複利運用をするのか?
まず初めに、なぜ複利運用をするのか?ということに触れていきます。
私たちは普段複利というものと関わる機会がないため、複利運用のメリットに関して考える機会がありません。
しかし、長期運用に関しては、複利運用で資産運用していくことを考えなければ、大きな利益を出すことはできません。
そのことについて軽く触れていきたいと思います。
複利運用と単利運用とは?
複利運用とは、資産運用で得たステーキング報酬(=配当金)を再投資して、報酬を元本に含めながら運用していくことです。
そのため、経過時間に比例して元本が増えていくため、インカムゲイン額がどんどん増えていくのが特徴です。
その反対の...
単利運用とは、資産運用などで得たステーキング報酬(=配当金)を元本に含めず、そのまま運用していくことです。
報酬を再投資しないので元本は増えず、時間が経過してもステーキング報酬(=配当金)は一定額のまま受け取ることになります。
ここで、複利・単利運用での利益の違いについて見ていきましょう。
複利・単利運用した時の差は?
以下にグラフと表を用意しました。
元本100万円を用意した場合の運用シミュレーションです。
[グラフ条件]
元本100万円で増資をしないで保有していた場合を作成。
元本:100万円
増資:なし
年利:21%
年数:12年間
線グラフでは、赤線が「単利」、青線が「複利」です。
単利では直線状に資産額が伸びていますが、複利は元本に報酬が含まれるため、時間の経過とともに右肩上がりの曲線になっていることがわかります。
続いて、具体的な金額を見ていきましょう。
「差(円)」は、「複利運用-単利運用」で計算した運用資産額の差です。
2年目以降から金額の差が出始め、12年目では630万円の差になっています。
また、資産額も、12年経過後の単利は「352万」に対し、複利は「984万」と1000万近くになっています。
さらに、25年ちょっと経過後は、以下の表のように単利だと「625万」に対し、複利だと「約1億2千万円」になっています。
このように、資産運用をするなら複利で運用したほうがいいことがお分かりいただけましたか?
この計算では円建てで計算しましたが、仮想通貨は枚数に複利が効き、報酬配布も暗号通貨で配布されます。
その点は少し違いはありますが、表の円を枚数に置き換えればいいだけですね。
計算サイトは以下のサイトを使用していますので、よければ自分に合った運用プランニングへお役立てください。
「複利と単利の違い - 高精度計算サイト」
(https://keisan.casio.jp/exec/system/1374655630)
§2 複利運用の仕方
それでは、実際に複利運用の仕方を見ていきましょう。
複利運用のための再投資の仕方
複利運用をするためには、元本を増やすためのステーキング報酬を再投資する必要があります。
ステーキング報酬の再投資はまず、ウォレットアプリ「Keplr」を開き、ホーム画面の①「Claim」をタップします。
①をタップしたら、報酬受け取り画面で②「Approve(承認)」をタップします。
タップすると、以下の完了画面になるので「Confirm」をタップしてホーム画面に移ります。
ホーム画面に戻ったら、「Staking」の③「>」マークをタップします。
タップすると、前回のステップであなたがステーキングをしたバリデーターが④に表示されています。
私は「GAME」というバリデーターにステーキングをしているため、「GAME」が表示されています。
ステーキングをするために④のバリデーターをタップします。
すると、上記のバリデーター詳細画面になるので、⑤「Stake」をタップしてステーキングをしていきます。
ステーキング確認画面で⑥「Approve」をタップします。
ステーキングが完了すると、上記画面になるので「Confirm」をタップして再投資の完了です。
これで、「複利運用の仕方」はおしまいです。
税金や記帳管理の関係で、この再投資の作業は月末に行うことをおすすめします。
管理の仕方を忘れてしまった人は、前回のステップへ戻り復習してくださいね。
次のステップでは、いよいよ「仮想資産運用の始め方」シリーズの最後のステップ、「銀行口座へ出金」をお伝えしていきます。
まだATOMを購入していないという方は、以下の記事にてお伝えしていますので、ぜひ購入してみてくださいね。
それでは、この記事のまとめです。
§2 複利運用の仕方のまとめ
- 複利運用と単利運用の違い
・複利運用
= 資産運用で得たステーキング報酬(=配当金)を元本に再投資して運用していくこと。
- 元本が経過時間に合わせて増えていくため、それに合わせてインカムゲインがどんどん増えていく。
- 元本100万円保有で年利21%の場合、12年後には資産は約1000万円。
・単利運用
= 資産運用で得たステーキング報酬(=配当金)を元本に含めず運用していくこと。
- 元本は時間経過と共には増えていかないため、ステーキング報酬(=配当金)は一定額。
- 元本100万円保有で年利が21%の場合、12年後には資産は約360万円。 - 仮想通貨のステーキング報酬は、仮想通貨で配布される。
- 複利運用の仕方
- Keplrを開くへ
↓
- 「Claim」でステーキング報酬受け取り
↓
- 「Staking」でステーキング報酬を再投資
[ステップ6] 銀行口座へ出金
ここまでで、「複利運用の仕方」がわかりましたね。
ステップ6では、資産運用の最終地点。円での引き出しです。
このステップでは、仮想通貨Atomから円へ換金。そして銀行口座へ出金する仕方をお伝えしています。
とても重要なステップになりますので、必ず確認しておきましょう。